2020/09/27 00:29
イタリアやドイツで革の開発をしている染色チームと、タンナー(革の工場)と、チームワークで
クリエイティブな革の開発をしています。
強烈な個性がある革は、製品にすると、様々な癖が出てきます。
その癖と日々調和するように、多くを求めないように、
まるで生きているかのような、土臭い素材がレザーです。
革は、人間の肌のように、傷があったり、生地ものとは異なって最初から多くの問題がある素材です。
製品になると、それが難点として扱われることもありますが、
革が好きになると、その味がたまらない理解へと変化します。
革を裁断する職人は、どのように型を抜いたら良いか、深い考えが必要ですし、
センシティブな革は、縫製するときにも気を付けて扱わないといけないので、
革を扱うと次第に深い考えや悩みを多く持つようになります。
手に取って頂いたお客様にどのように、こういった思いを伝えられるか、常に考えています。
どういった形で、私たちのストーリーを表現していくか、
これからのわたしたちのプロジェクトの大きなカテゴリーの1つでもあります。